援助交際を希望するJC

僕の人生において、これまで3回ほど結婚を意識したことがあった。
1人目は僕が中学生の頃の同級生だ。いわゆる初恋である。
初恋で結婚を意識すると言うのも行きすぎに思えるが、おそらく好きだったドラマや漫画の影響があったのだろう。好きになる=結婚する、という単純すぎる構図が僕の中にあったからだ。
「成人したら一緒に入れるような立派なお墓を買いますので、将来的な結婚を前提にして付き合ってください」
と、告白して、見事にフラれた。当たり前だ。14~5歳で老後のことまで考えてプランを提示するなんて先走り過ぎるにもほどがある。
次は僕が大学生の頃に近所に住んでいた中学生だ。親元を離れて下宿していた僕にとって、通学の光景で見かける彼女は殊更に可愛かった。制服で中学生だとわかっていたが、年齢差は全然考えなかった。
「老後は養老ホームに入るから介護の心配はない。その時には資産になるようにマンションを譲渡するので、将来的な結婚を前提にして付き合ってください」
と、告白して、見事にフラれた。当たり前だ。我ながらプランを考え過ぎである。ただ、やっぱり僕はいくつになっても、人を好きになったら、付き合う→結婚する→人生を全うするところまで考えてしまうのである。
JCとの援助交際
援助交際を希望するJCとかと遊んでいる連中のように、先のことなど考えずにその時その時を楽しめるようになったらどんなに楽になるだろう?と考えて、そんな自分を変えようと援助交際サイトに足を踏み入れ始めた頃に、3人目と出会った。
それは、援助交際希望のJCだった。援助交際を希望するJCがいる、とは話には聞いていたが、本当に自分の目の前に現れるとは思っていなかった。「ホ別いちごくらいでどう?」などと僕に誘いをかけてきたのだ。
いや、ダメだ。いくら本人が希望としているとはいえ、JCに手を出したら犯罪だ。そして彼女にとっても決していい将来が訪れるとは思えない。これから彼女も本当に好きな人が現れて、結婚をして、子供ができて、やがて旦那さんと同じ墓に入る人生が待っている。その人生を僕ごときが欲望のために穢すわけにはいかない。
だったら、僕が彼女を導いて同じ墓に入ればいいじゃないか、と考え始めて、気づけば僕は彼女を好きになっていた。先日、いい霊園を見つけたので、円光抜きでJCと付き合ってみようと思う。
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