後ろ盾

私が10代の頃事でした。両親との関係がうまくいかずよく家を飛び出し近所のおじさん宅に行っていました。おじさんと父は友達だったのでおじさん宅に行っても特別両親は心配しませんでした。さらにおじさんは私のことを可愛がってくれているので私が父に不満があると色々助けてくれて私にとって後ろ盾になってくれる人でした。だけど、私が20歳くらいになった時のことでした。おじさんに彼女ができ家に遊びに行くとその彼女がいるので後ろ盾になっていても甘えられないなと思いました。すると、彼女がおじさんの目を盗んで私に「私達もう、先は短いんだから若いあんたは他所で彼氏を探したりしてくれないかな。私たちの邪魔をしないでくれないかな。」いくらおじさんの彼女でもそういう事を言われる筋合いがない。だけど、おじさんは彼女の前だとデレデレ顔になっていたのであえてこの事を言わないでおこうと思いました。
お金くれる人
そんなある日、ウチにおじさんが来ました。「最近お父さんんと喧嘩しないからウチに遊びにきてくれないのかな。寂しいよ。」と、言われ私は彼女がいるから悪いかなと思ってと伝えると「彼女が居てもいいじゃないか。今の若い子の話を聞くとおじさんも若返った気持ちになるからたまには遊びにきてくれよ。」それを言われ後日改めて行くと彼女がいました。不満がある顔をしていたのでおじさんが私に会いに来てと言った話をすると何も言えなくなりました。おじさんはずっと独身で蓄えがある。彼女はお金目当てでおじさんに近付いたから嫌われたくないのかなと勝手に推測してしまいました。
無償でお金くれる人
金づる